もしも、「おむつ」が必要になったら・・

「下半身麻痺の猫」で検索して このHPにたどり着いた方に必ず読んで戴きたい注意もありますので最後までお読み下さいね

「ちび」との生活の中で、私が感じた「おむつ着用」に関する注意をまとまてみました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜 その子の状態を理解してください 〜〜〜〜〜〜〜〜〜

下半身麻痺で一番の問題は排泄のことです

それぞれの状況で同じ麻痺でもタイプが色々とあります。
1

下半身に全く神経が無い!全く自力排便がデキナイ(自然排尿も排便すらも)
2

下半身に全く神経が無いけど自然排尿と排便がある(垂れ流し)
3

足だけの麻痺(全く排泄に問題がない)
4

下半身に麻痺があり排尿のみ垂れ流しで、排便が全く無理

おむつが最も適しているのはの場合です

1や3の場合は、無理におむつをせずに定期的にその時の体の状態を見て

圧迫排尿・排便をしてあげれば問題なく暮らせます

できれば猫にとっても不快なおむつは避けたいモノです

状況を把握したうえでおむつの着用をしてください。

〜〜〜〜〜〜〜 受け止める役目だけの「おむつ」 〜〜〜〜〜〜〜

おむつの着用が必要な体の状態である・・・ということは「おむつ上に(自然に)」排便や排尿ができていても

完全なる排便と排尿ではない!ということを意識してください。

膀胱や腸に残ったものが大きな病気を引き起こしてしまいます。

膀胱内の雑菌の繁殖から膀胱炎。腎不全。尿路結石・便秘・巨大結腸症など・・・

必ず獣医さんの指示や指導をうけ、圧迫排便や排尿を行ってください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜 毎日の「おむつ」の交換 〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ちび」は、1日2回から3回のおむつ交換です。(中に入れているパッドの交換)

パッドを使用すればおむつ自体の交換は一週間に二度くらいで充分です。

おむつカバーをせず着用する際は「おむつ噛み」に注意してください。

繊維の丈夫なおむつを、誤飲したら様々な胃腸障害の危険性があります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 清潔第一 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

おむつの着用は、不衛生や下痢を繰り返すとどうしても炎症や菌の繁殖につながります。

かならず衛生に心がけてください。

〜〜〜〜〜〜〜 「おむつ」交換時に健康管理 〜〜〜〜〜〜〜

おむつの着用のメリットは、健康管理に役立つということかな・・・。

汚い話で申し訳ないのですが・・尿や便の色、においなど、健康時の状態を把握することは大事です。

尿や便の匂いはきちんと同じフードを食べているので有れば変化に気付きやすいです。

いつもと違うぞ?と気付いたら早めに病院へ行きましょう!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「おむつ」の履かせ方の詳しい順序はこちらをクリック!

●かぶれやただれの防止!について・・

替える前のおむつを尾に通したまま、台所用洗剤の空きボトルに水を入れ、陰部や肛門、その周りを洗い

(洗い流す水もおむつが吸収してくれます)、最後にベビーバウダーをするといいですよ!

ちびはこのスタイルとケアで丸三年になりますが、トラブルはありませんよ!

きゃ〜はずかしい!おむつをはずしたちび!でもただれてないでしょ!

うちの猫が愛用するものは「お役立ちLINK」にもあるよ!

●足の関節や骨のリハビリついて・・

筋肉や関節、骨が固まらないようにマッサージをしたり、動かしてあげたり

リハビリに努めて下さい。しかし、これは獣医さんの指示や許可の元に行ってください。