〜〜〜僕はもともとは病気ではなく・・〜〜〜 野良生活のお母さんが僕が赤ちゃんのときあんまりミルクをくれなかったせいか、足だけ成長しなかったらしいんだ〜。 骨格の育成不全だと!!にゃんとも哀しい気持です!でも、たまたま今の飼い主に拾われて神経も駄目なせいか、おしっこもうんちも自分でできない僕は飼い猫になり、(拾った飼い主は驚いたろうけど)一生おむつの猫になった! 自分でもどうして皆と同じようにジャンプしたりできないのか・・?と悩んだりしてたけど、とりあえず病院に行って先生のお話を聞いてて仕方ない事なのか〜、この人に飼われる事にするか〜、と諦めたんだ〜。(猫のプライドとしては許せないけどね!) それからというもののサプリメント(AZUMIRA というメーカー)とかいう苦い薬を飲まされ続け・・ 後ろ足を引きずって、ホフク前進しかできなかった僕がなんとか猫らしく座り、猫らしい歩き方に近づけた・・。 遊びに来た飼い主のお友達はみんな僕の座り方を見て 「熊さんみたい!!」と微笑んでいる!「ま、いいっか!」「これでもがんばってんだよ〜〜〜」と時々叫びた〜〜い!おむつだって夏は暑いし・・お尻もかぶれてしまって辛い時もあるのだ。サスペンダー(peppyにて購入)も肩に食い込んで痛かったり、痒かったりもする。そのせいか肩を揉んでくれると気持よくて、つい眠ってしまう・・・。ぼくだけの特権かな・・^0^でも、サスペンダーは、おむつもずれないし・・みんなと遊ぶのには欠かせないアイテムなんだ〜!ふふふ。 あんまり、遊びすぎて・・引きずる足から「血」出た事もあったな〜。それで飼い主が足にテーピングをしてくれた。最初は勝手が悪いと思ったけど・・すべリが良くなって、おかげで「血」も出ない!ふふふ。左の写真・・テーピングわかんないかな〜? 〜〜〜膀胱炎〜尿道結石〜腎不全・・・ほんと厄介な病気になってしまった!〜〜〜 2001年の夏の8月・・何だか気だるい・・どんなおいしい御飯がでてきても食べる気がしないんだ。 なんだろう・・動きたくもない!「うぇ〜ん!!痛いよ〜」・・・ とうとう尿道から真っ赤な血が出た!もうおしっこも出ない!夜中のニ時だった! 飼い主があちこちの動物病院に電話を掛けまくってる・・病院は嫌いだけど、今日ばかりはお願いだ、早くどうにかしてほしい気持で一杯だった!すると、こんな深夜にもかかわらず僕を診てくれる病院が見つかった。 早速ぼくは車に乗せられて一路、病院へ・・・ 土曜の深夜だった事もあり、パジャマ姿の先生はなんとビールを飲んでもう寝るところだったらしい・・ 「先生、ごめんね!そして・・ありがと!」 おシッコを顕微鏡で覗いて先生は言った!「尿結石だな〜」尿道を通す管を入れて膀胱を洗えば何とか大丈夫でしょうと・・なんとも痛そう・・ とりあえず、身体が楽になった! それからと言うもの、ちょくちょく尿結石で病院へと行くはめになった.・・完全に治るのかな? 2001年秋深い11月・・とうとう又血尿が・・・。そう「血」が又・・。胃液も(黄色い)嘔吐した。何度も何度も!今度は最高に辛かった・・ぐったりしてしまった・・。ね〜早く病院に連れて行ってよ〜〜〜。すると、近所の青葉動物病院の先生に電話をすると、「すぐに来て下さい!一刻をあらそうかもしれません」って。「そんなに僕の病気は悪いの?死んじゃうの?」すごく、不安になった。 診察・・検査・・「尿の数値が上がっています。尿結石からの腎不全になりかけています。このままだと命に関わる事になります!」って・・御飯も食べてなかった事もあり、先生は「栄養補給と、膀胱洗浄をしますので入院してもらいますね。」って・・・飼い主は目をうるませながら「ちびを助けてやってください。お願いします!」って残し、家に帰って行った。不安だ!どうしよう・・でも身体が辛くて・・今は先生に任せるしかない事・・僕にもわかってた。 次の日・・やっぱり膀胱洗浄と尿道を洗ってもあまり状態が良くなかった僕は、飼い主が様子を見に来た時に、先生からお話があった。 「ちびちゃんの場合、おむつをしている事を逆手にとって、尿道にカテーテルを通そうかとおもっています!」ってそう、カテーテルを通す事で、膀胱に尿が溜まる度に、排泄をする道ができるんだ!・・どうしても尿道の先が細くなっている僕はそうするしかなかった。でもおむつをしていた事が良かったなんて・・不幸中の幸いかァ〜。 そして僕はとりあえず家に戻った。 家に戻っても・・あまり元気にはなれなかった。仲間のみんなも心配してくれてる。カテーテルから流れ出てくる尿は相変わらず「血」が混じっている。・・すると、そんな僕を見て、飼い主が・・思い立った!!僕を又病院に連れて行った・・。何なんだ?「僕をどうするんだ〜〜〜!」 そういえば昨日、二人で夜遅くまで話をしていたよな〜。難しい話のようだったけど・・・。 病院に着いて、その意味がやっとわかった!・・・「手術」だった。 結石が分かった時に先生が最悪の時は、手術を試みる手だても考えられますが・・・と言っていたのを飼い主は憶えていたんだろう!「先生、色々考えたけど手術の金額とかより、やっぱ辛そうな「ちび」を見てられません。いくらお金かかってもいいです。手術して下さい」!! そうっか〜昨日の難しい話は、僕の手術について、夫婦での話し合いだったんだな・・・。 有り難かったけど、僕はちょっぴり恐かった・・・だって、「僕の大事な男の子のシンボル!!たまたまちゃんとペニスの手術だよ!」ペニスの先端の細くなった部分を切り、太い部分を開いて尿の出口にするそうだ。勿論、たまたまちゃんもとってしまうわけで・・・。色んな事、考えたよ。 そんな不安をよそに、気付いたら手術は終わり・・病院のケージに僕はいた。よく見ると、カテーテルもない。力がはいらないけど・・身体も何だか急に楽になってる。手術跡は僕が言うのもなんですが・・・痛々しいものでした。うぇ〜〜ん!すっかり・・僕は女の子になっていた。やるせない気持だった・・・。 でもね!でもね!聴いて!!!!!!!それからと言うもの・・すんごく調子がいいんだ〜。ごはんも美味しいしね。みんなとも大騒ぎできるし、ちょっぴり、薬の副作用でうんちが柔いけど・・・モ〜〜〜嬉しくて嬉しくて、僕はまた元気になれたんだぁ〜。良かったよ!良かったよ!あれから、病院にも行っていないくらい・・。 でも、先生はこれからも尿結石の疑いは消えませんので注意して下さい!って言ってた。 いつも飼い主は、やたら僕のおしっこの様子を気にしてる・・。飼い主が泊まりの時は僕も病院にお泊まりなんだ〜。その時がいつも、おしっこの検査です。この前の検査でもやっぱりPh(ペーハー)やらの数値が高いと結果か出た。でも、あの時とはもう全然違う・・・僕は元気!!だから、飼い主と頑張って、この病気と戦っていかなきゃ〜!!と思っています。 病気と戦ってる全国のにゃんこ!!僕とがんばろうね!・・ |
うちの「ちび」が、2002年12月18日パルボ感染が発覚!幸い早期の発見だったため、「ちび」はお正月明けにはすっかり元気になりました。でも、室内飼いの「ちび」達にとっては、思いがけない病気に私も含め、驚きと不安で一杯になりました・・。是非、みなさんもこの病気をご理解ください。
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